修士課程1年の工藤一希さんが第42回応用物理学会講演奨励賞を受賞
2017年9月29日 トピックス
平成29年9月5日(火)~8日(金)、福岡国際会議場(福岡県福岡市)において、(公社)応用物理学会主催の第78回秋季学術講演会が開催され、大学院修士課程1年工学専攻応用化学コースの工藤一希さん(指導教員:奥崎秀典教授)が「第42回応用物理学会講演奨励賞」の表彰を受け、同学会にて受賞講演を行いました。
本賞は優秀な発表を行った若手研究者に授与されるもので、平成29年3月14日(火)~17日(金)、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催された第64回春季学術講演会において申請があった746件の発表者の中から38名が受賞しました。
受賞テーマは「新規自己ドープ型導電性高分子の合成と電気特性」で、溶媒に完全に溶解する自己ドープ型導電性高分子を合成するとともに、これまで困難だった高導電化に初めて成功しました。研究の新規性や成果のインパクト、質疑応答の内容が評価されての受賞となりました。
受賞した工藤さんは、「このような名誉ある賞をいただき大変光栄です。指導教員である奥崎教授をはじめ、共に研究を進め切磋琢磨してきた研究室のメンバーには深く感謝しています。この賞を励みとして今後はより一層の努力を重ね研究に取り組んでいきます」と述べています。
※工学部応用化学科 有機ロボティクス講座(研究室)
公益社団法人 応用物理学会HP