三浦和幸 文部科学省高等教育局大学振興課長らが講演?視察

　2019年1月29日（火）、三浦和幸 文部科学省高等教育局大学振興課長及び岡 陽介 同課公立大学係長が本学を視察し、高等教育政策について三浦課長が講演しました。

　講演で三浦課長は、過日、中央教育審議会にて取りまとめられた「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン（答申）」の内容を中心に、全学的な教学マネジメントの確立や学修成果の可視化など教育の質に関する諸課題を分かりやすく解説しました。特に、地域における高等教育の役割や学部等連携課程や大学連携など、今後の大学運営に関する重要な情報を得る機会となりました。また、講演終了後には活発な質疑応答、意見交換が行われるなど、有意義な講演会となりました。

　なお、今回の講演では、18歳人口の減少や高等教育機関への進学率の高止まりなど、厳しい環境下において、今後、地方大学は、各々の役割や強みを活かした機能強化及び地域貢献を果たすことが求められることから、清水一彦 山梨県立大学理事長?学長など「大学コンソーシアムやまなし」加盟大学から7大学の学長?副学長等も講演会に出席しました。

　また、燃料電池ナノ材料研究センター?発生工学研究センター?ワイン科学研究センターで、本学の特色ある研究を視察した三浦課長らは、本学の産官学連携活動の成果や社会のニーズ等に対応した大学院教育、研究成果を活用した各種プロジェクトについて大きな期待を寄せるなど、有意義な視察となりました。